王立造幣博物館

 
王立造幣局(ロイヤル・ミント)は、1583年にフェリペ2世の命により設立されました。エレスマ川の水力を利用した自動化技術を導入したこの工場は、当時としては画期的な最先端の産業施設でした。
 
博物館では、硬貨の鋳造に必要な技術や生産システム、実際の作業工程に焦点を当て、セゴビアにおける5世紀以上にわたる貨幣製造の歴史を紹介しています。長きにわたり産業活動を維持してきた建物そのものも、大きな見どころのひとつです。
 
ここで鋳造された硬貨には、セゴビアの象徴であるローマ水道橋(アクエドゥクト)が刻まれました。その硬貨が世界各地へと流通したことで、セゴビアは「アクエドゥクトの街」として広く知られるようになりました。
 
現在、館内にはアクエドゥクト説明センターも併設され、最新のインタラクティブ・マルチメディアを通して、水道橋の構造や建設技術、人々の暮らしとの関わりをわかりやすく学ぶことができます。水はセゴビアの歴史をつなぐ象徴であり、都市の発展と人々の生活を支えてきた存在です。
 
全長15キロメートル以上に及ぶこのローマ時代の水道施設は、保存状態の良さでも知られ、1985年にはユネスコ世界文化遺産に登録されました。歴史・技術・世界とのつながりを一度に体感できる、セゴビア屈指の文化スポットです。
 

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