「ここへ来て、この驚くべき景色に圧倒されなかった人を私は知らない」
ロベール・ギヨン
このベルギー人イスパニストによる賞賛の言葉は、サマラマラ出口に立つ小さな礼拝堂の壁に刻まれています。そこからは、アルカサル城や城壁、サン・エステバンの塔、カテドラルへと連なる記念碑的な景観を一望でき、セゴビアの街全体を見渡すことができます。
ラ・ラストリージャとパラドールから下る道の脇に広がるこの場所は、セゴビア北側一帯を見渡せる絶好の展望地です。ここからは、アルカサルを舳先、カテドラルの塔をメインマスト、水道橋を本土につなぐ舫いに見立て、サン・サルバドールとサン・フストの塔が際立つ、緑の海に浮かぶ大きな石造りの船のようなセゴビアの姿を眺めることができます。
ラ・ピエダは、アビラへの道の隣にある丘で、石造りのカルバリを締めくくる十字架の陰になり、小さな中世のマラバウトの隣にあるこの丘からは、町の大部分を見渡すことができます。
この場所は「ラ・カナレハ」と呼ばれ、かつてはサン・ミラン地区へと続く道でした。そのため、この壮大なバルコニーからは、サン・ミラン教会やサン・クレメンテ教会、岩を削って造られた土地など、周辺一帯を見渡すことができます。
背景には、セゴビアの人々が「悪魔が水道橋の石を切り出した」と語り継ぐシエテ・ピコスのギザギザの峰々や、円錐形のモントン・デ・トリゴ、さらに伝説の着想源となったムヘル・ムエルタ(「死んだ女」)の横顔など、シエラの山々が青く遠望できます。
この庭園の名前は、この場所のすぐ近くに住居とアトリエを構えていたアメリカ人画家、マウリシオ・フロムケスへのオマージュです。クエスタ・デル・ドクトラルと区切る手すりからは、城壁、エレスマ渓谷、造幣局、エル・パラル修道院、岩にそびえる険しい崖などの眺めが再現されています。